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気まま夢日和

漫画・音楽・小説・スポーツ・料理etc...      やりたいことはぜんぶやる!!

壮大過ぎるオカルト合戦。人類 v.s. 『SARU』! 'ルーヴルNo.9'に行ってきたよってお話も。

漫画 東京日和

SARU

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作者:五十嵐大介

巻数:全2巻

出版:小学館

期間:2010

 

 

どうも、漫画はアート・吉野シンゴです。

 

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先日、'ルーヴル美術館特別展「LOUVRE No.9」'に行ってきました!

manga-9art.com

 

ルーヴルが欲しがった9番目の芸術、「漫画」。

ルーヴル美術館BDプロジェクト」は、「漫画」という表現方法を通して、より多くの人々にルーヴル美術館の魅力を伝えるために企画されました。漫画家たちに、ルーヴル美術館をテーマに自由に作品を描いてもらう、という前代未聞の企画には、日本の漫画家を含むフランス内外の著名な漫画家が多数参加しており、すでに12作品が出版され、プロジェクトは現在も進行中です。

 

ということでね、今回、「ルーヴル美術館BD(バンド・デシネ)プロジェクト」が遂に漫画大国日本にやってきたわけです!!

 

参加作家は総勢16名。

世界を代表するアーティストの方々です。

日本からは、僕の大好きな松本大洋先生や荒木飛呂彦などが参加しています。

 

正直、海外の漫画(バンド・デシネ)の事なんて全く知りませんでした。

驚きの連続でとっても楽しかったし勉強になりましたね。

とくにエンキ・ビラルの『ルーヴルの亡霊たち』は鳥肌モンに美しかった。

あと、クリスティアン・デュリユーの『魔法』。

漫画の世界は広すぎる…!!

 

いやー、素晴らしいですね。

僕は『ジョジョの奇妙な冒険』大好き人間なので、

このプロジェクトは『岸部露伴、ルーヴルへ行く』で知りました。

荒木飛呂彦コーナーはホントにもう、楽しかった(笑)

「ドオオオオオオオ」!!

そこだけ異質な空気を放っていましたね(笑)見事な荒木節。

ジョジョシリーズの中で露伴先生はホントに好きなキャラなので嬉しかった!

 

松本大洋先生の『ルーヴルの猫』。

閉館後、誰もいなくなったはずのルーヴルの中を動く影が……ひとつ、ふたつ、みっつ。

可愛いいいいいぃ。

猫、大好きです。

 一人暮らし始めたらその辺の野良猫手なずけて二人でのほほんと暮らそうと固く心に決めて上京してきた僕ですけど、その夢は未だ叶っておりません。

二メートル以上近づこうものならばものすごい勢いで逃げられます。なんで。

こんどマタタビ買ってこよ。

永遠にも見える美術史の殿堂の中で、短い命を猫たちは生きる―――

 

公式テーマソング!米津玄師♪'ナンバーナイン'!!


米津玄師 5th Single「LOSER / ナンバーナイン」Trailer

相変わらず良いよ!米津さんっぽい!

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米津さんの画も展示されてました!

会場に向かう途中、ずっと米津玄師を聴いて行きました。

最近は♪'MAD HEAD LOVE'がお気に入り。


米津玄師 MV「MAD HEAD LOVE」

 

会場に向かう途中、ずっと聴いていたのは米津玄師でしたが、

ずっと読んでいたのは、五十嵐大介の『SARU』でした。

 

今回の'No.9'にも参加されている五十嵐大介

この『SARU』。いつか中野の'まんだらけ'に行った時に偶然手に取ったものです。

三冊¥200の投げ売りコーナーに置いてあったので。

 

そーゆーとこ、ホントに好き。

普段気にも留めないような隠れた傑作に出会えるチャンス!

気になったのがあったらバンバン買ってます。

これが古本屋のいいとこです。

 

いにしえより世界各地にその姿を現し、畏れられてきたモノ“猿"。そして現代、人類はその存亡を懸けて、“猿"と対峙することになる。

自身にかけられた黒魔術をきっかけに、謎の若人・ナムギャルと知り合った奈々は、彼とともに世界各地に痕跡を残す“猿"の正体を追うことに。その過程で、自らを“孫悟空"だと名乗る少女と出会い…?

果たして人類の運命は?

そして戦いの果てに示された驚くべき事実とは!?

古今東西の神話・伝承などを網羅しつつ、誰も見たことのない世界を現出する、五十嵐大介渾身の単行本描きおろし作品!!

 

いやー、もう凄い。圧倒的スケールですね。

壮大過ぎるオカルト合戦。

様々な神話・伝説を下地に物語が進んでいき、

いろんな人物・組織・思惑がガンガン絡んでくる。

あ、そうそう、あの強烈なインパクトで誰もが中学時代にもれなく覚えてしまうあのおっさん、我らがフランシスコ・ザビエルが現代に甦りますよ!!

テストで2、3人はサンフランシスコって書くアイツです。

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(いつ見てもこの絵面白いな。)

教科書では禿げてるけど今作では超絶イケメン。光魔法的なものを使ってガイコツとかぶっ倒してく。

ワクワクが止まらないぜ。

 

上巻で話がでかすぎてとんでもないことに。

おいおいおいおい、これあと一巻でまとめきれんのか?とか思っちゃいましたけどね。

うん。なんとか伏線・謎を回収しつつまとめた!

けどなんだろう、詰め込み過ぎな気がしないでもないかなぁ…

あと一巻くらいかけてもっと丁寧にやって欲しかったかな。

 

そんでもって圧倒的で独創的な絵柄に気圧されてしまう。

もはやアートの領域。

魅入ってしまうような画ですね。

もう表紙からしてアートですもん。

 

でね、これだけ壮大な話しといて、ラストメッセージが

小さなことを侮るな

ってとこがホントにグッときましたね。

 

「お前たちが気にも留めぬ小さなことが、

世界を変える”兆し”かもしれないのだから。」

 

<総評>65%
<オススメ度>★★★☆☆
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