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気まま夢日和

漫画・音楽・小説・スポーツ・料理etc...      やりたいことはぜんぶやる!!

半沢直樹の生き様に惚れろ。『オレたちバブル入行組』。「十倍返しだ」!!

オレたちバブル入行組

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著者:池井戸潤

出版:文藝春秋

発行年:2004

 

どうも、レポート終わりましたっ・吉野シンゴです。

よく頑張った俺。自分で自分を褒めたいと思います。

 

寝みぃ。完徹。寝みぃ。

まぁでも学生は最悪授業中寝ててもなんも言われませんからね。あとで困るのは自分ですけど。

でも多分、社会人・働いてる人が仕事中に寝るなんて許されませんよね。会社に損失をもたらすわけにはいきませんし。たぶん。社会は厳しいなぁ。

 

なんだこの小学生並みの感想(略して小並感)は。

すみません、最近「小並感」って言葉を知って使いたかっただけです。

 

さて、今回紹介するのは、

そんな(?)厳しい社会に立ち向かう1人の男の物語。

 

あの大ヒットTVドラマ『半沢直樹』原作

オレたちバブル入行組』!!

 

大手銀行にバブル期に入行して、今は大阪西支店融資課長の半沢。

支店長命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。

すべての責任を押しつけようと暗躍する支店長。

四面楚歌の半沢には債権回収しかない。

夢多かりし新人時代は去り、気がつけば辛い中間管理職。

そんな世代へエールを送る痛快エンターテインメント小説。

 

まぁ、要するに、銀行という理不尽な舞台で、溜めに溜めたヘイトをまとめてスカッと!!

上司や取引先の圧力にも屈せず、むしろ歯向かって行く。

自分の信念は曲げない。

やると決めたら徹底的に!

そんな半沢直樹の生き様が気持ち良い。

 

いやーでもマイナスポイントとしては、

まぁ面白いんだけど、なんか長く感じちゃったね。

銀行っていう普段まったく知ることのない難しい世界の話で、

専門用語・経済的な話とかもバンバン出てくるし。

いろんな会社名とか役職名とか仕事内容とか、ちょっとこんがらがりんぐ。

 

というか、ドラマがめちゃめちゃ流行ってたじゃないですか。

あ、僕は観てません。基本的にTV観ないんです。最後にしっかり観たドラマは『家族ゲーム』かな。面白かった。

 

で、TVドラマ『半沢直樹』が放送されてた時、みんなアホみたいに「倍返し」「倍返し」「倍返しだ!」って言ってたじゃないすか。もう、あの頃は何しても倍返しされたのでホント楽しかったです。

 

だから僕はてっきり1話完結形式で毎回毎回、半沢直樹が'堺雅人'よろしく理論武装で悪代官をバッタバッタと倒して行く『水戸黄門』的なスッキリなお話だと思ってたわけです。

水戸黄門』観たことないけど。

 

そしたらなんだ、ぜんっぜん短編じゃなかった。

丸々一冊350ページ、1つの事件を追いかける半沢直樹

 

あ、しかも、あのお馴染みの

「やられたらやり返す  倍返しだ!!」ってセリフ、正確にはありませんでしたからね(笑)

アレはドラマの脚本の技だったのかーー。すげーなぁ。あの毎回の決めゼリフが無かったらあんだけ流行らないよね。

 

とまぁ、中盤読んでる時は結構しんどかったです。

理不尽な上司とかにイライラしてくるしね(笑)

 

…あ、もしかして、これも計算済みなのか…!?!?

ワザと読者のヘイトを溜めて…

ラストのスッキリ感を爆発させる為の…

お?え?そういうことか??

 

なるほどー、そういうことだとしたらまんまとハメられた訳だ。

おそるべし、半沢直樹。おそるべし、'池井戸潤'。

 

'池井戸潤'の狙いがどうかは分からないけど、

とにかくラストのスッキリ感は素晴らしい!

良くやった半沢直樹!!

悪には徹底的な成敗だ!

容赦ないとこも気持ち良いぞ!

 

そしてそして、物語ラストで明かされた、

半沢の、過去から連なる真の野望。

なんだって…そこに繋がってたのか…

まさかの展開に続きが気になるじゃないか…!!

 

というわけで、自分の信念は曲げない半沢直樹の生き様に惚れました。

 

この国の、すべての働く人へ。

 

「十倍返しだ」!!

 

<総評>69%
<オススメ度>★★★☆☆
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