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『葉桜の季節に君を想うということ』を想うということ。

葉桜の季節に君を想うということ

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作者:歌野晶午

発行年:2003

出版社:文藝春秋

 

どうも、何でもやってやろう屋に憧れてしまいました・吉野シンゴです。

 

昨日投稿した受験期を語る記事、おかげさまで大反響です。

登場した相棒のカケルに見せたところ、

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いやもっと他に言うことあるだろうが。

彼は今も一生懸命に漫画家への道を突っ走っています。最近では遂に担当が付いたようです。俺も負けていられません。

 

あ、その記事を書いていたら、高校時代の心友から誕生日プレゼントが届きました。

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なにこれ可愛い。「KINKYOU HOUKOKU」。

'ねるねるねるね'は去年のその子の誕生日に僕が超豪華にラッピングしたねるねるねるねをあげたことへの当てつけでしょう。

この子も図書館直行仲間です。一緒に勉強頑張りました。

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品名「ねるねるねるね(お菓子)と木片」。シュール過ぎるだろ。宅配員も笑い堪えてたぞ。

ありがとう。癒されました。

俺の誕生日、3ヶ月前だけどね。

 

 

さて、今回は『葉桜の季節に君を想うということ』のご紹介。

 「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところをところを救った麻宮さくらとの運命の出会いを果たしてーー。

 

第57回日本推理作家協会賞受賞
第4回本格ミステリ大賞受賞
このミステリーがすごい! 2004年版第1位
本格ミステリベスト10 2004年版第1位
週刊文春 推理小説ベスト10 2003年度第2位……

受賞歴がとんでもない。2003,2004年のミステリー賞、総なめです。

 

と、いうことで、ミステリ小説としての完成度はそれはもう素晴らしいものです。

物語終盤のどんでん返し、真相が明かされる場面にはもう…

バラまかれた伏線がラストのどんでん返しに収束する。

ただ、ミスリードが過ぎるというか、エピソードに無理があるというかそういうのは感じてしまった。

このテの作品はあまり何か言うとネタバレになってしまいそうなのでこの辺にしておきます。

 

ミステリ小説としてはもちろん一級品なんですが、

僕はなによりも「何でもやってやろう屋」・将虎の生き様に惚れてしまった。

作者も、ミステリが描きたかったというよりは、彼らの生き様が描きたかったんだと思う。知らんけど。たぶんそうだろう。

「いま笑ったな?俺は冗談を飛ばしてるんじゃないぞ。現実可能か不可能かは、やってみてはじめてわかることだ。頭で考えただけで結論を出してしまうやつは、結局その程度の人間でしかない。俺は生きている限り挑戦するよ」。

したいことが多過ぎる系人間。僕も同じです。「何でもやってやろう屋」、良いですね。

 

また、この小説にはある70歳の爺さんが出てくるんだけど、その人もーカッコいい。

「つまり何が言いたいのかというと、気持ちひとつなんだよ。やる気があれば年齢なんて関係ない」。

こういうジジイに、私はなりたい。

 

ミステリの紹介って難しい。何を書いてもネタバレしそうで。

ちなみにこの記事には、この作品を読んだ人だけクスリとできるような、ある仕掛けを書いてみました。俺流のミスリードというやつです。

 

とにかく、ミステリも生き様も素晴らしかった『葉桜の季節に君を想うということ』の紹介でした。

 

<総評>62%
<オススメ度>★★★★☆

 

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