屍者の帝国
監督:牧原亮太郎
脚本:瀬古浩司,後藤みどり,山本幸治
製作国:日本
公開年:2015
どうも。ファストフード来てんのにサラダ頼んでんじゃねぇ。吉野シンゴです。
バイト先にカレンダーが無かったので店長が↑な感じの格言が詰まった日めくりカレンダーをつくるそうです。という話を1ヶ月くらい前にした。完成を楽しみにしています。
最近話題のマクドナルド総選挙。
『トリプルチーズバーガー』・『ダブルてりやきマックバーガー』、食べてみました。
今日はちょっと出掛けてて、帰ってご飯つくるのも面倒だったのでラーメンでも食べて帰ろうとしたら意外と高くて。
で、マクドナルド総選挙の事を思い出して。僕、新商品とか期間限定とかに弱いんでね。すぐ飛びつきます。軽い女です。ま、せっかくだからと2つとも買ったらラーメンより高くなりましたけどね。
うん、うまい!特にてりやきバーガー!マックを食べるの自体が久々で、てりやきバーガーがこんなに美味しいものだと改めて気づかされました。ただ、「ダブル」だの「トリプル」だの、とりあえず量が増えただけでしょ?まぁお得だけどさ。もう少し何か工夫は無かったのか。トリプルチーズバーガーとか肉感が凄い。凄い肉。チーズというよりトリプルお肉バーガー。めちゃめちゃお腹いっぱいになりましたよ。ありがとうございます。
ちなみに僕はマックだったら『ホットアップルパイ』が好きです。だいたい期間限定ものを頼むので、通常メニューはよく知りません。総選挙の候補にあったのかな。バーガーだけかな。
で、お出かけついでにTSUTAYAで借りてきました『屍者の帝国』。
世界観・雰囲気はすげー良かった。
19世紀末、かつてヴィクター・フランケンシュタイン博士が生み出した、死体に新たな生命を与えて「屍者」として動かす技術が世界に広まり、いまや屍者は労働力や兵力として世界を支えていた。親友フライデーとの約束のため、自らの手で違法に屍者化を試みたロンドン大学の医学生ジョン・H・ワトソンは、その技術と野心を見込まれ、政府の諜報組織「ウォルシンガム機関」にスカウトされる。そこで極秘任務を与えられたワトソンは、フランケンシュタイン博士が残した、生者のように意思を持ち言葉を話す屍者=ザ・ワンを生み出す技術が記された「ヴィクターの手記」を求めて旅に出る。
コレも誰かから勧められた作品なんですけど、誰から勧められたか忘れちゃった…人に勧められた作品はすべてメモしてあるので全部いつか読みます観ます。是非あなたのオススメも教えてください。
なんというか、世界観が良いよね。
世の中、屍者だらけ。死んだ人間を蘇らせて、それで世界が回ってる。仕事も、生活も、戦争も、屍者が。
うーん、独特の薄暗い雰囲気がとても好み。
「人間は死亡すると生前に比べて、体重が21グラムほど減少することが確認されている。それが霊素の重さ。いわゆる魂の重さだ。我々は魂の抜けた肉体に疑似霊素をインストールすることによって、死者を蘇らせる。だが、それは偽物の魂だ」。
中2ゴコロをくすぐられます…!
死した親友の、真の魂を求めて旅をする…!!良い。
ネーミング。「ワトソン」・「カラマーゾフ」などなど。洒落てます。
あと、19世紀末のヨーロッパって時代地域設定。こういうのは日本に来てくれるのも良いよね。Dグレ然り。だいたい日本に重大なモノが隠されてんだよ。その日本の描かれ方もナイス。
とまぁ…雰囲気ばっか褒めてるけど、そんな感じだった。
というかストーリーはよく分からんかった。俺の頭が弱いのか。深夜で頭が回ってないのか。設定のわりに展開もベタで。まぁそーなるよね、と。敵の目的も動機もイマイチに感じちゃった。
あの大オチは好きです。観て。切ないよね…小ネタにはちょっと笑った。
というわけで、設定・雰囲気・世界観は最高です。
「ヴィクターの手記を手にした時、漸く君との約束を果たせると思った。どんなことをしてでも、約束を果たしたかった。フライデー、君は今、何を見てる。君の魂はどこにある、フライデー」。
一体、魂とは何なのか。